ごあいさつ

ようこそいるか缶の自白調書へ!

ここでは、

・世の中の出来事について思うこと
・自分が考えをまとめたいこと
・趣味のこと

について書いていこうかと思います。周りを気にせず自分のペースでやります。あくまで自分のためです。

なお、私はwindows mobile端末からの更新が基本になるため、PCからでは見づらいこともあると思いますがご了承ください。

歴史修正主義に反対します」リングに参加しました。

http://norevisionism.ring.hatena.ne.jp/

戸塚ヨット(引用文以外ではスクールと書きたくないです)

防げないと思えない。

戸塚ヨットスクールで飛び降り自殺か、入校中の18歳

19日午前9時40分前、愛知県美浜町北方の「戸塚ヨットスクール」(戸塚宏校長)で、入校中の横浜市磯子区の女性(18)が3階建ての寮の屋上から転落したと110番通報があった。女性は約1時間後に死亡が確認された。半田署は自殺とみている。
 同署によると、女性は男性コーチ1人と別の寮生1人の計3人で布団を干していたが、高さ1.5メートルのフェンスを突然乗り越え、寮西側の路上に飛び降りたという。
女性は16日にスクールに入校した。学校が同署にした説明によると、入校当初から「死にたい」と周囲に話していたという。
 戸塚校長は19日午後1時ごろ報道陣の取材に応じ、「親から自殺未遂をしたことがあると聞いていたので屋上にコーチをつけた。コーチが後ろを向いた時に女性が飛び降りたとみられる」と話した。
 戸塚ヨットスクールは76年に開校。80年代初め、訓練生が死亡・行方不明になる事件が相次いだ。
 同校のホームページでは、「(ヨットやウインドサーフィンの訓練によって)人が本来持つ『生きる力』を開花させることに全力を注ぎ、非行や不登校児などに成果を上げている」としている。

そういえばここってまだあるんですね。しかも支援する会とかあるんですよね。戸塚小学校とか作りたがってるんですよね。会長石原でしたね。
http://totsuka-yacht.com/

この集団については色々あるんですが、

[入校手続き]

入校案内 
戸塚ヨットスクール合宿所」にご連絡頂き、【入校案内】(パンフレット、書籍『敵は脳幹にあり』他、¥1,500)をご請求ください。

面 接 
【入校案内】を熟読された後、面接を受けて下さい。(父兄のみで結構です。本人を 連れてくる必要はありません。) 面接は、ご足労ですが直接戸塚ヨットスクール合宿所までお越しください。 合宿所にて、コーチと面接をしていただきます。

期 間 
約1年間。入校後の本人の変化は、ビデオや面談などにより随時お知らせします。卒業は本人の状態を見てスクールが判断します。

入校金
315万円(税込)。入校前に入金して頂きます。

期間が1年を越えても追加費用は一切ありません。また、卒業後も、合宿やキャンプに参加することができます。

何が原因で異常行動が起きているのか、そして、何をすれば良くなるのか、そのために親は何をすべきなのか、といったことを充分納得してから入校手続きをして下さい。また、入校してから予想される脱走やウソなどについても、セミナー、個別面談などを利用して、理由と対策をよく理解しておいて下さい。

入校時預かり金
20万円(税込)。健康診断、個人的な消耗品(ウエットスーツ、ブーツ等)購入のための預り金。
入校当日、持参して下さい。

生活費
11万円(税込、毎月振込)

迎 え
入校生を家からスクールまで移送することは、原則として行いません。ご家族や親戚、知人の力を借りて連れて来て下さい。具体的なやり方については、個別相談の時にお知らせします。どうしても無理な場合、警備会社等に依頼することもできます。詳細は、別途ご相談下さい。

http://www.totsuka-school.sakura.ne.jp/nyuukou/06_nyukou.htm

というところに本質があるのではないかと思います。入学案内に1500円とか、毎月の生活費が11万円とか。面接が父兄だけだったり、迎えは場合によっては警備会社に依頼ねぇ…。これって講演会の会場にもなっているあのテイケイですかね。心理学を悪い方向に利用した金儲け集団としか見えないです。まあ指導する本人達はいたって真剣なのかもしれませんが。

 これだけのお金を準備できるなら、もっと少ないお金で出来る自殺防止策や、非行から立ち直るための処置なんていくらでもあると思うんですけどね…。この遺族に戸塚教えたの誰だよ!!と言いたいです。

なぜ人は戸塚に惹かれるのか

 今回の例に関していうと、「精神科へのスティグマ」があるのかもしれないなと思います。現代では昔よりはましでしょうが、それでも「精神科に行く」ことへの心理的な障壁はまだまだあるでしょうし、行っていることがバレたらどうしようとは思うとでしょう。少なくとも他の診療科とは大違いです。実際精神に問題を抱えていることは就職でも影響あると聞いたことがあります。心理テストと称して、鬱傾向の人を弾いたりするそうです。自殺未遂なんてしたら精神科で治療を受けたりするのが常道ではないかと思うのですが(いや、もちろん精神科の中にどうしようもない病院があるのも知ってます)、スティグマを気にして行くことができなかったのかなぁと想像します。

望まれない被害者?

「時効」の維持を 事故で次男亡くした遺族 「被害者にも区切り」

 「被害者と司法を考える会」代表の片山徒有さんが20日、千葉景子法相に面会し、現行の公訴時効制度を維持するよう申し入れた。片山さんは平成9年に8歳の次男を交通事故で亡くしており、被害者の立場から制度維持を求めるのは異例。

 片山さんは記者会見し「時効によって被害者がひと区切りをつけ、立ち直っていくことが大切だ。時効がないと被害者が苦しむ時間も長くなる」と訴えた。

 法務省の勉強会は7月、殺人罪の時効廃止などを盛り込んだ報告書をまとめ、制度見直しに向けた動きが出ている。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/091020/trl0910202132019-n1.htm

私は、「被害者やその家族の意向」というのがあまり刑法犯の扱いや量刑に関して影響を及ぼすべきではないと思っている(そうすると遺族のいない被害者や家族内事件が相対的に軽くなる、というかすでに軽くなってませんか?)のですが、こういう声があるってことは留めておきたいです。一般的に求められる被害者遺族像とは違うのかもしれないですけどね。

ジンジャーエールが好き

究極のジンジャーエール、世界進出 中洲のバーテン開発

最高のカクテルを作りたいと、福岡・中洲のバーテンダーが究極のジンジャーエールを開発した。本物のショウガを使い、味や香り、瓶につめる量にいたるまで、カクテルとして割ることにこだわった一本。

http://www.asahi.com/national/update/1013/SEB200910130002.html?ref=rss

これはちょっと惹かれますね。少しお高いですが。こういうのって意外とたいしたことなかったりする可能性も高いんですけどね。
個人的にはサントリージンジャーエールが好みなんですが、これはどんな味でしょうか。モスコミュール向きみたいですけどね。

政・官・財の癒着を超えてもいいけどさ

原口総務相橋下知事ら「首長連合」と連携へ

原口一博総務相は29日、橋下徹大阪府知事中田宏・前横浜市長ら「首長連合」のメンバーと同省で会談し、鳩山政権が掲げる「地域主権」の原則について、連携して検討していくことで合意した。改革派首長らの現場の知恵を生かし、分権政策の柱である「出先機関の原則廃止」「国と地方の協議の場の法制化」などを迅速に進める狙いがある。

 会談後、原口氏は記者団に対し、「地域が(法律による義務づけなどで)縛られていることや、税財源をどうするか。地域主権改革の原則となる『原口ドクトリン』を一緒に作りたいと提案があった」と明かし、今後1カ月をめどに骨子を作る方針を示した。橋下氏は会談後、「命じられたことは何でもやる」と協力する姿勢を強調した。

 一方、原口氏は29日、首長連合とは別に、地方自治、郵政、情報通信など各分野の有識者ら10人程度でつくる顧問制度を導入する方針を表明。郵政民営化見直しでは、亀井久興国民新党顧問の起用を検討していることを明らかにした。(伊東和貴)

http://www.asahi.com/politics/update/0930/TKY200909290403.html

総務省橋下知事らに省顧問就任を打診

 総務省が、橋下徹大阪府知事中田宏横浜市長地方自治体の現旧首長クラス約10人に、省顧問への就任を打診したことが17日、わかった。原口一博総務相は「国と地方の対等な関係の実現」を掲げている。地方分権の推進を主張する首長らの助言を、改革にいかすのが狙いという。

 原口総務相はメンバーが固まり次第、正式に発表する予定。顧問は総務省の大臣、副大臣政務官で開く政務三役会議に随時出席する。

 たとえば橋下知事は関西財界とともに、関西圏の行政サービスを一体化する「関西広域連合」の発足に力を入れ、ここに国の出先機関を吸収させるべきだなどと主張している。原口総務相は、地方分権の今後の手法や国と地方の財源問題などで知事らに助言を求める考えだ。

 ただ、民主党政権公約に早期の法制化を盛り込んだ国と地方の「協議の場」と、今回の措置とは別という。

 総務省顧問については、郵政問題に通じた国民新党亀井久興・前幹事長▽法令順守の専門家で、東京地検特捜部OBの郷原信郎名城大学教授▽公共サービスに詳しい宮本太郎・北大大学院教授(比較政治学)▽地方財政審議会会長の神野直彦関西学院大教授▽元衆院議員で、ドメスティックバイオレンスなどの問題に取り組む精神科医水島広子氏が内定している。(岡林佐和、今村尚徳)

http://www.asahi.com/politics/update/1018/TKY200910170447.html

 これでは、政・官・財の癒着のあとは、政・知事・財あるいは政・芸・財の癒着になるだけなように見えます。「脱官僚」の全てがダメだとはいいませんけど、結局そこで開いた隙間に国政を動かすための何の正当性も持たない人達が人気取りとか大臣の好みとかで入ってくるなら状況はより悪いといわざるを得ないと思います。もう一ついうと、このやり方ってかなり「小泉的」ですよね?
 あと、政治家や首長まで「視聴率」で評価されるんですね。いくらなんでもキャリア考えたら橋下知事と中田市長を「橋下知事ら」で表現するのはありえないと思います。世の中の人は「頑張ってる知事は橋下、東国原、森田知事だけ」と思ってる人も多いですし、これじゃあ首長がタレントだらけになるのも近そうです。

フィギュアスケートのグランプリシリーズが開幕なんだけど

 【パリ共同】フィギュアスケートの新旧世界女王、浅田真央中京大)とキム・ヨナ(韓国)の直接対決が注目されるグランプリ(GP)シリーズ第1戦フランス杯は、16日にパリで開幕する。15日は試合会場で公式練習が始まった。

 14日に合宿していたロシアからパリに入った浅田は、中野友加里プリンスホテル)と同じ組で調整。前年度の世界選手権女王としてバンクーバー冬季五輪シーズンを迎えるキム・ヨナも別の組で練習する。

 16日は男女のショートプログラム(SP)などを実施する。

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/sports/194511.html

 また放送テレ朝か…。去年のテレ朝の放送には苛立ちさえ覚えました。フィギュアスケートを真央美姫ショーとしか見ていないかのような放送体制です。何度もその二人のリプレイ&ドキュメンタリーやる余裕があるなら他の選手とか男子とかアイスダンスとかペアとかやれって話です。男子シングルとペアが好きな私は非常に不満です。正直、NHKにやってほしかったです。NHKならしっかり時間をとって、生であれ録画であれうまく全種目やってくれるでしょうから。
 これは民放地上波のスポーツ放送の多くに言えることですが、試聴率持ってる人に頼るあまり競技全体の魅力をパッケージとして届けれなくなっているように感じます。短期利益が激しく求められるのが原因でしょうが、それではその人がいなくなったら競技までしぼんでしまいかねません。フィギュアスケートはこの五輪のあと、その危機に直面する可能性があると思います。そうしないためにも、種目の面も、選手の面も、フィギュアスケートの多様な世界を伝える必要があるのではないでしょうか。

ウロコの話

 私が尊敬する人の一人であるSF作家・と学会会長である山本弘さんのエッセイ集「宇宙はくりまんじゅうで滅びるか?」の中に、SF界の巨匠である星新一さんのこんな言葉がありました。

「目のウロコが落ちたのと、飛びこんだのとはどこで見分けるんだ?」

山本さんの解説によると、

 ウロコとは、心の目にかかった偏見のフィルターである。フィルターがなくなれば、世界がよりクリヤーに見えると思われるかもしれない。それは逆だ。このフィルターは自分に都合の悪い情報をシャットアウトする働きがある。だから目にウロコが飛びこんだ者は、不都合なことが目に入らなくなり、世界が単純明快に見える。「目からウロコが落ちた」と勘違いしてしまうのだ。

 ということです。すごいいい言葉だと思いませんか?この言葉を私も大事にしたいです。きっと私にもウロコが入っています。もちろん山本さんもウロコ入っているところがきっとあります(児童ポルノに関するあたり?)。きっと、gegenga様のところで書いた「抜け出せないポジショントーク」もこのウロコに依るところなのだと思います。たまにblogやコメントを読んでいて「え?この人急にどうしたの?」ってぐらい、それまで思慮深かったりした方が、ある要素に関してのみものすごいテンプレ的な偏見や憎悪を発しているようなことがありますが、それもこのウロコなのでしょうね。

 ところで、このウロコは「○○=悪」という形をとることが多いように感じます。また、なんとなく大きな組織・ある傾向を持つ集団に向かうのも言えると思います。「ゲーム=悪」「大きな政府=悪」「CIA=悪」「小泉・竹中=悪」「官僚=悪」「解同=悪」「在日=悪」…そして、その周辺にあるものも悪として切り捨てていくわけです。その裏には「そんな悪の正体を知って戦う俺=正義」というのがある場合が多いです。あるいは、ウロコを「集団に収まるためにつける」こともあるのかもしれません。政治とか宗教とか。それでいつのまにか「集団のウロコ=自分のウロコ」になるのでしょう。