この選択を支持する
民主党の鳩山代表は４日、新政権の官房長官に側近で党役員室長の平野博文衆院議員（６０）を起用する意向を固めた。予算編成の基本方針を定める国家戦略局の担当相には菅直人代表代行が有力となっている。鳩山氏は１６日に召集される特別国会で首相に指名された後、同日中に新内閣を発足させる意向を明言。それまでに主要閣僚の人事を内定する方向だ。
http://www.asahi.com/politics/update/0904/TKY200909040234.html?ref=rss
テレビで見た感じでは｢地味｣という意見があるそうです。確かに私この方知らなかったです。鳩山代表の側近ということで選ばれたそうです。
しかし、私はこの選択を支持したいと思います。理由は｢地味｣だからです。この数年、政治・社会・エンターテイメントなど、あらゆるジャンルで｢派手｣であることが重視されてきました。例は挙げるまでもないでしょう。一方、仕事が堅実ですが｢地味｣である人はなかなか評価されない、それどころかあまり良くないイメージを持たれたり、近くにいる派手な人にもっていかれていたように感じます。
華があることを否定するつもりもないですが、これによって本来必要とされる慎重さや多様さ、あるいは深さが失われて一方向への集中が生まれているのも否定はできません。特に政治においては｢小泉劇場｣｢タレント知事｣などがそのことを如実に表現して来たと思います。
今、民主党が｢小泉旋風｣の二の舞になる可能性が危惧されています。それを避けるためには、｢地味｣だが｢着実｣で｢実務的｣である人が｢地味｣なまましっかり評価されて行く必要があると思います。その一歩目となる期待を持って、この方を支持したいです。
