メガ厳罰主義

チョコ1個万引で実刑 罰金刑から一転、仙台高裁
2009.9.8 20:20

 山形市のスーパーでチョコレート1個(338円)を万引したとして、窃盗罪に問われた会社員の男(47)=同市=の控訴審判決で、仙台高裁(志田洋裁判長)は8日、罰金15万円とした1審山形地裁判決を破棄、懲役6月の実刑を言い渡した。

 関係者によると、男は別の事件で有罪判決を受け、執行猶予期間中に万引。検察側が控訴していた。

 志田裁判長は「千円の所持金がありながら、盗んでも分からないと考え、周囲の様子をうかがって商品を着衣に入れた」と指摘。「ほかにも万引した様子がうかがわれ、規範意識の乏しさは否定できない。罰金刑は軽きに失する」と断じた。

 判決によると、男は今年1月29日、山形市のスーパーでチョコレートを万引した。

 弁護人は「同様の事件で罰金刑から実刑になった例は聞いたことがない。少し重い判決だ」としている。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/090908/trl0909082022018-n1.htm

 被害者参加制度裁判員制度があろうとなかろうと厳罰化は揺るがないってことですね。
 余談ですが、自民党マニフェストに「殺人は原則死刑」って書いたら少しは議席増えてたかななんて思ったりします。