しばらくこの日記をトップにしていました。

《緊急!》 この子の希望は叶えることができるはず!@Stiffmuscle様
http://d.hatena.ne.jp/Stiffmuscle/20090703/p1

超微力ながら、私もこの働き掛けに協力します。

奈良県の下市町で、信じられない事態が続いています。

この4月に、身体に障害があるというだけで、公立中学への入学を拒否する、という、いつの時代のことか目を疑う事件がおきました。

谷口明花さんは、ご両親とともに、当たり前の願いをかなえるため、やむをえず、入学を求める仮の義務づけ訴訟を起こし、さる6月26日、奈良地裁は、明花さんが、多くの仲間とともに中学で学ぶ意味を全面的にくみ取ったすばらしい決定を下しました。
 http://www.asahi.com/national/update/0626/OSK200906260046.html
 http://mainichi.jp/area/nara/news/20090627ddlk29040672000c.html
 http://osaka.yomiuri.co.jp/edu_news/20090627kk03.htm

その内容に、全国の方々が胸をなでおろし、奈良県知事も、全面的に賛同する旨のコメントを出したほどでした。

ところが、あろうことか、昨日(7月2日)、下市町長と顧問弁護士(川崎?記氏)は、これを不服として即時抗告をしました。
 http://www.asahi.com/national/update/0702/OSK200907020072.html

驚くほかありません。

この決定で、明白な断罪を示されたにもかかわらず、明花さんのかけがえのない中学校生活の一日一日の大切さを踏みにじり、己の意地だけのために、このような愚行に出た町長とそれを許した顧問弁護士に、私たち一人一人の思いを、今すぐ届けたいと思います。

みなさん

今すぐ、末尾に例示した抗議ファックスを参考にしていただき、町長、町議会、町教育委員会などに対し、直ちに、明花さんを正式入学させるよう、そして、この無駄な争いを直ちにやめるよう、ファックスやメールでの要請をお願いいたします。

私はこの訴えに賛同します。そして多くの人が賛同し、谷口明花さんがすばらしい中学生活を贈ることを望みます。

もしかすると「なんでこいつばかり、自分も苦労してるんだ」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。でも、この子に当たり前の権利を保障できない社会なら、あなたにも私にも権利は保障されないと思うのです。それに、子どもにはできるだけ多くの選択肢を与えたいですよね?

ただ、例えば一人でファックスを連発するとか、そういうことは望みません。国籍法騒動の二の舞にならないよう願います(それで引用からは弁護士のファックス番号を除きました。)

☆追記☆

メールを送られる方は、できるだけ自分の言葉で考えて書いて頂くようお願いします。また、教育委員会のしたことは批判しますが、最低限の敬意を忘れないようにお願いします。

というわけで、ぜひお願いします。メールやファックスの贈り先はStiffmuscle様のところでお調べください。